2021年1月7日、コロナウイルスの感染拡大を受け、 政府より緊急事態宣言が発令されました。
これから続く乾燥と寒さ。 このウイルスが活動しやすい冬の季節をどうやって乗りきっていくか。 私達一人一人が考えなければならない時期にきています。
2020年10月に、入院の対象を65歳以上の高齢者や呼吸器の病気を持つ人、 高血圧症、糖尿病や心・腎疾患、などの基礎疾患を持つ人や妊婦、 免役機能の低下が考えられる人等とする事になりました。
つまり、療養施設や自宅などで療養する方が増えるという事です。
しかし、自宅での療養では様々な症状が出る事も考えられますし、 家族に感染させない対策も重要になっていきます。
新型コロナウイルスを必要以上に恐れず、
まずは「この冬を乗り切る!」ことを目標に 「暮らし方」を一緒に整えていけたらと思います。
「気になる症状があった時」は メモに書いて経過を残しておきましょう。 2020年10月24日の法改正によりかかりつけ医への相談が優先になりました。 かかりつけ医がいなければ保健所に相談でも大丈夫です。 チェックする項目として ❏ 熱は? ❏ 咳は? ❏ 息苦しさは? ❏ 倦怠感は? 厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症診療の手引き 第3版」によると、 最も多いい症状は発熱、咳、それから倦怠感と呼吸苦だそうです。 また、以下の症状は上記に次いで多くなっています。 ❏ 味覚障害 17% ❏ 嗅覚障害 15% ❏ 下痢 10% 症状には個人差がありますが、新型コロナウイルスは急激に悪化し 「命の危険」な状態になってしまうケースもあります。
顔色や口唇が青白い、息苦しさがあるなど、症状の変化や、 いつもと違う感じがした時は、迷わずかかりつけ医に連絡し 指示を仰ぎ、急な変化にも対応してもらえるようにしておきましょう。
また、家族がいる人は家族に「気になる症状がある」ことを伝えておきましょう。
1人暮らしの人は「一人で様子を見る」ことは避け、かかりつけ医や保健所、 また相談できる人に連絡しておきましょう。
不安は一人で抱えず、信頼できる人に話して下さい。
不安があると症状を強く感じたり、 免疫力を下げ回復力を低下させることもあります。
かかりつけ医や、保健所への相談をためらう人は、 LINEや電話相談を利用しましょう。
誰かと繋がっている「安心感」を大切にして下さい。
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