
協会理念
「手の温もりには人を癒し生きる力を引き出す力がある」という思いの基、アロマとタッチングケアを家庭看護として広め健やかで笑顔のある社会を目指します。
行動方針
⑴アロマとタッチングケアを通じ人との繋がりを大切にし、一人ひとりと大切に関わります。
⑵アロマとタッチングケアを家庭看護として活用できるセラピストを増やします。
⑶人との触れ合いを大切にする講座やイベントを企画し実行します。
香りとタッチングを家庭に
皆さんは、ケガをした時や、高熱や腹痛で入院した時、お見舞いで病院を訪れた時「看護の世界」を垣間見た・・・という経験があると思います。
普段、健康で元気な時、この世界は他人事かもしれません。
でも、人は誰でも誰かの世話をしたりされる時があります。
少子高齢化、在宅療養の推進に伴い、大切な人が病気になった時、その回復のサポートを医療者と共に出来るよう『お家で誰もが行える看護』の知識が必要な社会になっています。
タッチングケアとは?
お腹が痛い時、そっと手を添えられ「大丈夫?」と声を掛けてもらい不安や痛みが和らいだ。
熱がある時、おでこに手を当てられホッと安心した経験はありませんか?
この、相手を想う気持ちを手で伝えるケアを当協会では「タッチングケア」と呼んでいます。
このタッチングケアは、家庭の中でお母さんやお父さんが子どもに日常的に行っている「手当て」として、また、高齢者を敬い労わりそっと手を添える行為として行なわれてきました。
人との触れ合い
しかし、人との触れ合いが希薄になっている今、育児や介護、看取りの中で、不安や孤独、ストレスを感じ辛い思いをしている方々が少なくありません。
目指すものは
私達は手の温もりには人を癒し生きる力を支える事が出できるという想いの元、タッチングケアの啓発を通じ人を笑顔に、そして人を気に掛けてあげれる優しい社会を目指しています。
タッチングケアは大切な人を想う事から始まります。
肝臓がんの末期で「もう治療法はない」と言われた父。
痛み止めを使っても「痛い、痛い・・・」と言い、ため息が多くなっていた父。
もう治療はありません・・と医師に言われ落胆する家族。
そんな時にタッチングケアに出会いました。
父は「さすってもらうと気持ちがいいんだよな・・・」と笑顔を見せてくれる様になりました。”もう何もやれることはない”と一時は病院に向かう足も重かった家族でしたが、タッチングケアに出会えた事で「今日は足をさすってみよう」とか、「肌の痒みにはアロマクリームを作って塗ってあげよう・・」と、入院している父の喜ぶ顔を見に行くのが楽しみになりました。
互いに豊かな時間が過ごせる
ケガや病気による不安や痛み、ストレスを抱えている人を前にした時、同じ立場になれない者にとってその気持ちを推し測るには限界を感じる時があります。
ですが、このタッチングケアが家庭で行なえると”互いにより良い時が過ごせる人”が増えるのではないでしょうか。
手の温もりは人を癒し元気づけます
触れ合いを通じて得られる「人との繋がり」や「大切に思われている」という安心感は、不安を軽くし、孤独感を無くし、生きようとする力に繋がります。
病気や怪我で痛みや不安を抱えている人や、人が人を支える社会において、タッチングケアは”人との関りによって心を癒し心の安定からその人が持つ元気になろうとする力を引き出し支える事”が出来ます。
人との触れ合いが希薄になったと感じられる今、”タッチングケアの技術や考え方”の啓発を通じ、不安や孤独で辛い思いをする人をなくし、大切な人と豊かな時間を育める人を増やしていきたいと思っております。
真生会富山病院様 アロマタッチングケア研修にて
【代表理事 外尾幸恵プロフィール】
慈恵柏看護専門学校卒業
東京慈恵会医科大学付属柏病院勤務
介護支援専門員資格取得
心理相談員資格取得
緩和ケアサロン・アロマセラピー教室 2006年~
株式会社ピュアライフサポート 2007年~
日本タッチングケア協会設立 2013年~
品川エトワール女子高等学校ネイチャーコース非常勤講師
・看護師
・NPO法人ナイチンゲールKOMIケア学会会員
・公益財団法人日本アロマ環境協会会員
・日本アロマコーディネーター協会会員
【執筆・コラム】
・クリニカルスタディ(看護学生専門誌)
・看護に活かすアロマセラピー連載
・老年看護
・触れるケアについて(婦人公論)
・三笠書房様 『触れるだけで心と体が軽くなるタッチングケア』
手の温もりには人を癒し元気づける力があります。
人との繋がりが希薄になっている今こそ、
「タッチング」触れ合う事の大切さを見直す必要があると思いました。
今まで日本の文化の中にあった「触れ合い」や「人を思いやる気持ち」を改めて学び、
啓発していくタチングケアセラピストを育成する事で、
日本の社会や文化を守り、人々の幸福度の向上に貢献していきます。
マザー・テレサは「この世で一番大きな苦しみは、一人ぼっちで誰からも必要とされず愛されていない人々の苦しみです」と言っています。
私は「ケアの基本は触れる事」そして「その人の事を想う気持ち」であると
今まで出会った多くの患者さんのまなざしを通じて実感して参りました。
この世に生を受けてから死ぬ瞬間まで、必要としている人達のそばに行き、手の温もりと共にそっと寄り添える「タッチングケア」を広め、人を癒せる人を増やしていきたいと思います。

タッチングケアセラピストの育成。
タッチングケアに関する講演・催事等の開催。
アロマライフスタイリスト(r)の育成。
会報・出版物・教材の発行
名称 | 日本タッチングケア協会 |
設立年月日 | 平成24年8月28日 |
目的 | 当法人は、人々の心身の健全な育成と健康の維持増進を図るため、個々人の「ふれあい」を大切にしてタッチング等の「手当て法」及び、各種「自然療法、代替療法」等を普及活動する為の調査研究、知識及び技術の提供、人材育成、資格認定等を行うことによって、国民の文化的並びに健康的な生活に寄与することを目的とする。 |
代表理事 | 外尾幸恵 |
【協会事務局】 足立区梅島3-33-18
(外尾行政法務事務所内) 日本タッチングケア協会 FAX 03-5851-9974 http://touchingcare.net メール info_society@touchingcare.net