タッチングケアセラピスト資格を取得された方と交流セミナーを行いました。 コロナ禍3年目となり、 触れ合いが制限されてきた中で、 人の心はどうなっていったのでしょうか。 コロナ禍でどうしたら”寄り添えるか”を考え、行動されてきた3名のセラピストさんに、
『子どものこころ』 『親のこころ』 『高齢者のこころ』
についてお話しを伺いました。 *戸村たついさん 仙台在中で公立中学校及び私立中学、高校の養護教員を歴任され、コロナ禍での生徒との関わりから、子どもたちの「こころ」についてお話しいただきました。 続いて *堀口八千代さん アロマやタッチングケアを取り入れた『デイサービス奏』の所長さんです。 最後は、 コロナ禍で就職や進学など、子どもの成長を見守ってきた親との関わりから、親の「こころ」についてお話ししていただきました。 人との関わりがより希薄な状況で過ごしてきた3年余り。 自粛生活では「情報」はネットなどからが得られ、仕事もリモートで効率よい進め方を習得し、洋服や、食料も、家にいながら注文できるようになり、 便利になったな・・と感じる反面。 「この3年、何もなく過ぎてしまったな・・」と、 明治大学の斎藤孝先生は 「情報は人間の人格に影響を及ぼすものではありません。人生において人との出会いは決定的に重要です」と言っています。 大学卒業後、コロナ禍で就職し、同時に一人暮らしを始めたものの、不調が続いて鬱々した日々を送っていた時。「一人暮らしを始めた頃から調子が悪いのね、1人で頑張ってきたのね」という言葉にほっと気持ちが和らいだ。。。
学校に来れなくなった生徒に『いつも気に掛けているよ』という気持ちを込めて、保健室で行っていたアロマタッチングケア。 母親の気持ちにも寄り添い、声を掛けた事がきっかけで、家族で乗り越える決心が固まった親子。。。
卒業後に、あの時のタッチングケアは忘れられない…とわざわざ伝えに来てくれた卒業生。。。 ネットや本からの情報はもちろん大切です。 ですが、人との出会いや、信頼できる人からの一言で人生が変わったという経験はないでしょうか。 齋藤孝先生は、著書のなかで「人は、人との縁によって「人格」が磨かれる」ともおっしゃっています。 「人は、人との縁によって「心」が磨かれる」とも言えるな、、とも思いました。 タッチングケアセラピストの皆さんが大切な方に行うタッチングケアが、相手の「心」に届き、笑顔に導ける事を願い。 人は人によって心が和らぐことを、3名のセラピストさんのお話しを伺いながら感じました。 次回の「ウエルカムセミナー」のテーマは 「見つめる」です。 緩和ケアの医師が開発した「もしバナゲーム」を使い、気軽に話せるワーク感覚で、人生において、自分や他者の大切な「価値観」や、自分自身の「あり方」について、新たな気づきを得るきっかけにしませんか? ◎会場 東京・北千住東京芸術センター会議室 ◎日時 2023年2月4日(土)14:00~15:30 ◎参加費用 ・資格取得後、初参加の方は無料
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