都内の女子高等学校でアロマとタッチングケアを教えています。 「自然」というキーワードで、健康・環境・園芸を柱に学べる 「ネイチャースタディコース」という学科です。 都内でアロマが学科として組まれている学校は珍しく、自然を通じて生活環境やストレスケアに活かせる学びができるなんて素晴らしい!と思います。 「自分の子どもにも通わせたいな」と正直思いますが、既に高校は卒業しているので叶わずです(*^_^*) アロマ講座では、生徒達に、ルームスプレーや、消臭パウダー、アロマストーンなど、アロマクラフトを楽しく作りながら、香りの心身へ作用する仕組みも学んでもらいます。 香りを選ぶ時、リラックスしたのか意欲を高めたいのか・・・ どんな空間で過ごしたいか、といった問いかけをします。 香り選びは「自分の気持ちに向き合う事」から始まります。 こうした自分の気持ちを自由に表現できる時間の積み重ねは、 自分を大切にできることが自然と身につき、 自己肯定感の向上に繋がっていくと感じています。 3年生になると「アロマケア」という授業が入ります。 今度は、自分だけでなく、そこで暮らす家族も健康に心地よく暮らせるための環境の整え方や、健やかに暮らせるような「セルフケア」の方法も身に付けていきます。 超高齢化、ストレス社会において、社会での広がりを見せているアロマやタッチングケアを、病院や介護施設などでもどのように活用されているのか、見学や体験も行っていきます。 私は、社会に出てからストレスで体調を崩した時にアロマに出会い、 タッチングケアに助けられました。 このケアにもっと早く出会っていたら・・・という思いがあります。 高校生の皆さんは、今は「楽しい授業だな~」という感じだと思いますが、これから先、体調を崩した時や、ストレスや辛い思いを抱えた時、アロマやタッチングケアの学びを思い出してくれたらいいなと思います。 |